米国森林紙製品協会が発表した最新の月次統計によれば、米国7月の印刷・筆記用紙全体の出荷量は前年同月比5%減少となった。これは11ヶ月連続しての前年同月比マイナスとなった。7月の印刷・筆記用紙の主要4品種いずれも前年同月比でマイナスとなったが、6月末の印刷・筆記用紙の在庫は前月末から2%増加をみせた。上質紙カット判の7月出荷量は前年同月比で減少となり2016年8月に増加して以降、最も低い低い率を示した。また6月の同品種の輸入量は同22%大幅減、輸出量は同41%の大幅増加となった。6月の輸出量合計は68,200トンで、2015年3月以来の最高水準となった。一方、コート紙カット判の7月出荷量は2ヶ月連続で前年同月比減少となり、6月の同品種の輸入量は同8%増で、輸出量は同4%減となった。
7月20日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ