ドイツの段ボール原紙業界は、今年の上半期にその販売量の引き上げを成し遂げたことが分かった。業界団体であるVerband der Wellpappen-Industrie(VDW)によると、同団体のメンバー会社は今年1月~6月の期間に段ボール原紙を合計約390万トン売り上げ、これは前年同期から2.7%増、1億平米以上を上乗せした数字となったとしている。加えて、特に第2四半期の伸びが顕著であったとしている。この4月~6月の期間に、同メンバーの売り上げは前年同期比5.6%増であった。一方、第1四半期は前年同期比0.1%微増に終わっていた。同団体のCEOの声明文によれば、上半期の傾向は上向きで力強さがあったとしている。また現在の良好な経済環境、楽観的な予測および継続的な強い国内需要は、段ボール包装の需要にプラスの効果をもたらしていると付け加えた。
8月24日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ