チリArauco社CFOが公表したところによれば、同社はブラジルTres Lagoasに位置するEldoradoパルプ工場売却に対する購入交渉を、同工場の親会社J&Fグループとこれ以上継続しないと結論を出したとしている。同氏によると、45日間の独占交渉期間では合意に到達することが出来なかったとしており、資産は大変魅力的だったが、同社が受け入れ可能な価格と条件には至らず、結果的に交渉テーブルから退いたとしている。更に、現在他の候補会社が資産を吟味しているであろうが、売却側からは何も聞いておらず、現時点では同社のみがレースから外れたことになると付け加えた。一方、最近ブラジル・メディアが報じたところによると、8月26日インドネシアのAPP社とJ&F社がコミットメント契約を結び、APP社がEldorado社に関し150億レアル(47億米ドル)を提示したとしている。
8月28日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ