アイルランドを本拠とするSmurfit Kappa Groupは、メキシコシティ大都市圏北部Los Reyesに於いて、6号機となる再生コンテナーボード年産10万トンの生産能力を有する新ラインを9月末までに立ち上げる計画であることが分かった。同社は、同ライン導入に5千4百万米ドルを投資しており、メキシコで最も高度に工業化され、積極的且つ経済的に取り組んでいる地域の1つで稼働するとしている。同工場は現在、再生コンテナーボードをライン2機で年間約7万6千トンを生産している。同社はその他に、メキシコでCerro GordoとMonterreyに2工場を運営しており、やはり再生コンテナーボードを合計で年間303,800トンの生産能力を有している。同社は同国で今年、総額9千万米ドルの複数の別の投資プロジェクトを推し進めており、Guadalupe、Culiacan、Guanajuato、Atlacomulcoに加工拠点建設の予定としている。
9月5日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ