スペインEuropac社のDuenas工場に於いて、このほど2機の製紙ラインで再生コンテナーボードの生産が再開されたことが分かった。市場関係者がRISIに語ったところによれば、同工場は8月末にすべて操業再開となったとしている。同社は、同工場が給水を受けているPisuerga川の水位低下によって、8月中旬頃から年産95,000トンの1号機と年産150,000トンの2号機での運転を中断していたもの。ただし、市場の情報筋によると、依然干ばつによる同河川の水位低下が9月末まで続くと予想されている為、同工場での生産を再度中止せねばならないリスクが残っていると推測されているとしている。
9月6日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ