スウェーデンのBillerudKorsnas社は、同社Karlsborg工場建屋で9月5日~6日に発生した火災によって、それ以降同工場での生産を止めていた。この火災による被害状況を検証した結果、同社は9月18日月曜日にもフル操業に戻れる見込みであるとしている。同社CEOによると、火災による負傷者が発生しなかったことが最も重要なことであり、現在同社は火災による影響を検証しながら、強度の高い状態でフル操業を再開する為の、ラインの準備を進めているとしている。同社としては、来週頭の18日月曜日からのフル操業を目指している。ただし、この様な事故後は、複雑な復旧作業が必要であるため、再開のタイミングについては不確実性がともなうと付け加えた。同工場は、製袋用紙、クラフト紙に加え市販パルプ年産合計30万トンの生産能力がある。
9月11日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ