ブラジルの特殊港湾ターミナルで、パルプ・メーカーFibria社(51%)、Cenibra社(49%)が共同で運営するPortocel港は、30年の歴史でこの10月2日にパルプ出荷量累計1億トンの記録を達成したことが分かった。Fibria社によれば、Portocel港は世界でもっとも効率的且つ生産性の高い港湾のひとつであり、ブラジル全体のパルプ輸出量の60%を取り扱っているとしている。同港のパルプ取扱高は1日当たり2万4千トンで、高い標準管理と絶え間ない改善が行われているとしている。同港総支配人によれば、同港は最初の1千万トンのパルプを出荷するのに16年かかったが、今は7ヶ月ごとにこの数字に到達しているとしている。現在、年間のパルプ出荷量は7百50万トンとなっている。
10月10日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ