ロシアのSegezhaグループが、同国Kareliaに位置する同社工場に導入された紙袋用クラフト紙年産11万トンの新ラインで、初回の巻取りをこのほど生産したことが分かった。同グループによると、初回の試験的な紙は10月27日金曜日に生産されたとしている。更に、その後、販売可能な紙生産とその品質安定に向けて重点的に取り組んでいるとしている。なお、同ラインの公式な披露セレモニーを11月8日に予定している。同グループは以前から、今年中に高い多孔性のクラフト紙およびエンボス・クラフト紙グレードの生産をスタートさせると公表していた。このラインで生産された製品は、同国内向けに加え輸出市場にも販売される計画で、特にヨーロッパ全域の紙袋加工工場への供給を目指しているとしている。
10月31日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ