ヨルダンのNuqul Group傘下にあるUAEのFine Hygienic Holding(FHH社)が、アラブ首長国連邦(UAE)のAbu Dhabiに位置する同社Al Nakheel工場に導入した新たなティッシュ・ラインで商業生産を開始したことが分かった。5号機となる年産6万トンの新ラインは、フィンランドのValmet社が供給、Demont社が設置を行なった。製品の約半分は同工場で加工に回され、残りはUAEとサウジアラビアにある複数のFHH社の工場で加工されることになる。ティッシュはあらゆるグレードに加工されるが、特にフェイシャル、続いて紙タオル、トイレット紙となるとしている。当初の計画では、FHH社は4号機をヨルダンのAl Snobar工場から、高エネルギー・コストを理由に、Abu Dhabiへ移転する計画を立てていた。結果としては、Al Snobar工場の年産5万4千トンのそのラインはそのまま据え置くこととした。
11月1日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ