ドイツのPapierfabrik August Koehler社が、同国南西部のKehlに位置する同社工場8号機となる、新たな特殊紙ラインの供給を同国Voith社に託したことが分かった。Voith社によると、今回の供給の範囲は、BlueLine原料調製設備、ウェット・パート工程、XcelLine抄紙ライン、オフライン・コート設備、VariPlusスリッター・リワインダーを含んでいるとしている。設計上の生産能力が年産12万トンの同8号機は、感熱紙および軟包装用紙の包括的な商品群を生産することになるとしている。Voith社はその声明文の中で、同ラインは2019年夏に世界で最もパワフルな特殊紙ラインのひとつとして、稼働を開始すると伝えている。なお、今回の取引価格は開示されていない。
11月7日RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ