中国政府は、このほど古紙の輸入規則に関する最終決定を発表し、この新規則は1月中旬頃に発効する予定となったことが分かった。新規則の中で最も重要なのは、輸入古紙の汚染物質レベルが1.0%へ緩和された点である。同国政府は、当初0.3%に固執し発表していたもの。それに対し、米国の古紙サプライヤーは、0.3%未満の汚染物質では古紙ベールを作成できないと認め、苦情を申し立てたとしている。また、中国政府は、年産30万トン未満の同国製紙工場は古紙を輸入することができないとする規則も発していた。更に政府は、古紙のトレーダーは製紙または板紙工場を所有していない限り、もはや許可されないとしていた。これらの新規則は公表後2ヶ月で発効されるとの推測もあり、まもなく公表されるのではないかとされていた。
11月8日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ