ベラルーシのSvetlogorsk Pulp and Paper Mill社が、同国の同社工場に於いて、晒クラフトパルプ年産40万トンの生産能力を有する新ラインで、このほどトライアル生産を開始したことが分かった。同国の紙パルプ業界の国営協会であるBellesbumpromが管理をする同社は、今月末頃には商業生産に入れるものと計画している。当初の稼働開始は11月7日を見込んでいたとしている。総額8億9千2百万米ドルのこの投資プロジェクトは、中国のCAMCE社が中心の請負業者として進められている。今回のプロジェクト経費の約85%は、中国輸出入銀行が融資しており、また主要設備の供給会社はオーストリアのAndritz社である。
11月16日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ