ロシアのTolyatti Paper Mill社が、同国Tolyattiに位置する同社工場に於いて、このほど新たな再生コンテナーボード・ラインを稼働スタートさせたことが分かった。同社広報担当者によれば、年産4万1千トンの新ラインは現在テスト運転中としている。当初、同ラインの稼働開始は2015年とされていたが、その後、厳しい財政状態や、自国通貨の弱体化などのさまざまな理由で何度か遅延が報告されていた。抄き幅2,600㎜の同ラインは、米坪範囲80g~200gのテストライナーと再生段ボール原紙の生産が可能であるとしている。
11月22日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ