ベラルーシのGoznak Paper Mill社が、同国Borisovに位置する同社工場に於いて、このほど再生ファイバーを原料とするオフィス紙の生産を立ち上げたことが分かった。上質紙、特殊セキュリティ紙の生産を専業とする同社は、新たな再生原料調製ラインを導入し、また、水処理システムの高性能化を図ったとしている。なお、今回の投資総額は約2百万米ドルとしている。このプロジェクトは、ベラルーシの循環経済への移行を支援する、より大きなEU資金提供構想の一部である。今回の投資プロジェクトによって、同社は同工場抄紙ライン1号機で再生A4カット判を年間1万2千トン生産できることとなる。この紙は、国産では初の再生オフィス紙となる。
11月22日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ