中国のNine Dragons Paper(Holdings 玖龍紙業)が、同国広東省、江蘇省などの複数の工場で今年一杯および来年の春節時期まで連続して休転を実施、生産量合計で約21万2千トンを削減する意向であることが分かった。同社旗艦工場である広東省東莞工場では、いずれも年産25万トンの生産能力を有するコンテナーボード・ライン2機を月曜日から10日間オフラインとするとしている。更に同品種を生産する年産45万トンのラインでも12月12日以降15日間生産を止める。これらの停機措置によって、年内の5週間でほぼ3万5千トンの供給を減らすとしている。同工場の休転は、労働者が長期休暇を取る2月16日の春節まで継続する見込みとしている。また、合計年産150万トンの3機の再生板紙ラインでも、2月半ばで10日間から22日間の休転を実施する。
11月28日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ