チリのパルプ・メーカーArauco社は、11月24日より同地での木材輸送ストライキの影響で、同国Constitucion工場とLicancel工場での操業を中止している、と同社広報担当者がRISIに伝えた。Licancel工場は晒ユーカリパルプ年間15万5千トンが生産でき、Constitucion工場は同じパルプ年産35万5千トンの生産能力があるとしている。このストライキは違法であり、Constitucion地域で現在Arauco社の貨物契約の50%を保有しているASODUCANと呼ばれる団体の運送会社のメンバーによって指揮されているとしている。同団体は、地元のオークションの後、Arauco社が7月にこの地域で運営されている他の輸送業社を雇った為、このストライキはArauco社がASODUCANから輸送量を増やすことを要求しているもの。
11月27日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ