ブラジルの紙パルプ・メーカーSuzano社が、ティッシュ市場に投資額5億4千万レアル(1億6千7百50万米ドル)をかけて、同国で2機目の新たなティッシュ・ラインを、11月29日に稼働開始させた。新ラインは同国Maranhao州に位置する同社Imperatriz工場に設置され、ティッシュ年産6万トンの生産能力がある。これとは別の6万トンのティッシュ・ラインは、9月に同社Mucuri工場で始動したとしている。同社は詳細説明の中で、Imperatriz工場では最初にティッシュのジャンボ・ロールのみを生産するが、計画では2018年初頭よりティッシュ製品の加工にも乗り出し、ブラジル全体の消費量平均よりも低いとされる同国北部・北東部のエンドユーザー市場に直接供給していくとしている。
11月30日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ