南太平洋のソロモン諸島中央銀行が、イギリスのDe La Rue社との緊密な協力関係のもと、同社が設計・印刷を施した新たな10ドル紙幣の国内流通を今日開始したことが分かった。これに先立って、既に20ドル、50ドル、100ドルの各紙幣は流通を果たしており、この4種類で新たなひとつの構成となるとしている。以前の紙幣と同様に、新しい紙幣の全体的なテーマは、島の豊かな文化遺産であるとしている。活気にあふれた赤い紙幣の表側には抽象的な模様の作品が、魚の群れの旋回運動を表す幾何学的なデザインに基づいている一方、4つの伝統的な通貨を描いた画像が背面に表示されている。主なセキュリティー機能は色シフト、赤緑色のStarChromeセキュリティー・スレッドで、これは世界でベストセラーのプレミアム・セキュリティー・スレッドと言われている。
11月29日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ