ロシアのKomi共和国政府が、遡ること約10年前に提案のあった同国Troitsk-Pechersk地域の紙パルプ工場に関する投資プロジェクトを再検討していることが分かった。同共和国の首相は、ロシアのメディアに対し、この420億ルーブル(7億1千万米ドル)構想の詳細な最新計画が2018年末までに完了する予定であると述べた。更に、地元当局が現在潜在的な投資家と交渉していると付け加えた。このプロジェクトは、関心のある投資家の不足によって2010年以降凍結状態となっていた。また当初、このプロジェクトには年産90万5千トンのパルプ・ライン、45万トンの抄紙ラインおよび製材工場の設置が含まれていた。計画上の経費は16億米ドルであった。
12月11日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ