ドイツのKabel Premium Pulp & Paper社が、破産した同国Kubler & Niethammer Papierfabrik Kriebstein社(K&N社)の買収に関心を示していることが、複数の市場関係者からの情報で分かった。市場関係者によると、この買収取引は2018年年明けにも正式に発表されるであろうとしている。これらの報告によると、K&N社の破産管理者は、買収の噂については資産購入契約が締結された後にのみ確認できるとしている。ただし、Kabel社広報担当者はコメントを控えている。また、今年9月、破産管理者は同社の適正評価プロセスが確定し、非公開会社からのオファーが受け取られたとしている。K&N社は今年2月、破産管理に入ったが、同社は再生パルプ、軽量コート紙、白ライナーなど、合計年産10万トンの生産能力がある。
12月14日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ