PPPC(Pulp and Paper Products Council:紙パルプ製品評議会)が発表した最新の統計によれば、11月の世界市販パルプ出荷量合計は前月の約401万6千トンから3.6%増加して約416万2千トンとなった。また、前年同月の約430万4千トンからは3.3%減での推移となった。内訳をみると、11月のNBKP出荷量は前月の約201万5千トンから約198万9千トンへわずかに数字を落としたものの、LBKP出荷量は前月の約185万7千トンから約205万9千トンへ増加となった。一方、11月末の世界全体の市販パルプ・メーカー在庫量は、前月末から変化なく36日分(NBKPは29日分、LBKPは43日分)で推移、前年11月と同水準となっている。
12月21日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ