中国山東省のShandong Qifeng New Material社が、同省Zibo市に位置する同社唯一の工場に於いて、壁紙用の原紙年産2万5千トンの生産能力を有する新ラインで、このほど試運転を開始したことが分かった。チェコのPAPCEL社が供給した同ラインは、抄き幅4,490㎜、設計スピードは分速400mとなっている。このラインで生産される製品は、原料に木質ファイバーとポリプロピレン・ファイバーを使用するとしている。以前の社名Shandong Qifeng Special Paper社として知られ、同国では装飾紙に於いて大手メーカーとされている。今回のラインが稼働したことで、同社の生産能力は合計でほぼ年産37万トンまで引き上がるとしている。
12月21日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ