PPPCが公表した最新の統計によると、北米の11月印刷・筆記用紙輸出量の合計が、非塗工グレードなどの平均出荷量の上昇により、前年同月を10.4%大幅に上回った。一方、今年1月~11月の平均輸出量794,000トンは、前年同期比9.7%増となっている。11月単月の上質紙カット判輸出量は前年同月比17.6%増と大きく数字を伸ばし、非塗工中質紙も同12%増となった。またコート紙カット判は同12.6%大幅減となったが、1月~11月の累計では前年同期比16.3%と依然大幅増を維持している。11月の印刷・筆記用紙の国内出荷量は、前年同月比6.2%減少し、全体の需要が6.6%減少したことにほぼ符合している。塗工・非塗工中質紙の出荷量合計は二けた減、一方、コート紙カット判は一けた増となったが、上質紙カット判は横這い推移となった。
12月27日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ