中国のLee & Man Paper Manufacturing社(理文造紙)が、同国広東省東莞市に位置する同社Hongmei工場に於いて、ティッシュ年産6万トンの新ラインを、このほど稼働開始させたことが分かった。Voith社製、12号機となる同ラインは12月下旬に初回生産を行なったとしている。同工場では2機目のティッシュ・ラインとなったが、これと同仕様のライン1機が約1ヶ月前に稼働を開始していた。両ラインともに、抄き幅5,600㎜、設計スピードは分速2,000mとなっている。同ラインの稼働開始によって、同社全体のティッシュ生産能力合計は、年間63万トンへ引き上がったとしている。同社は、これとは別に同国南西部の同社重慶工場で、年産各6万トンの4機の新たなティッシュ・ラインを建設中である。これら4ラインは4月までに相次いで、稼働開始となる見通し。
1月2日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ