中国の金田紙業が、同国四川省濾州市に位置する同社工場に於いて、このほど再生コンテナーボード年産25万トンの生産能力を有する新ラインで試作を開始させたことが分かった。12月中旬に初回生産を実施した。抄き幅は5,600㎜、設計スピード分速800mの新ラインは、米坪範囲110g~160gで100%再生ファイバーを原料とした高強度段ボール中芯を生産していく計画となっている。同ラインの供給メーカーは公表されていない。同工場では、2016年から稼働を開始した3機のチップボール・ラインも所有しており、その生産能力の合計は年産30万トンとしている。また、同国最大のチップボール・メーカーである同社は、広東省東莞市に位置する同社旗艦工場に於いても、数機の抄紙ラインで合計約100万トンを生産しているとしている。
1月2日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ