フィンランドの紙パルプ産業は、現在、労働争議行為への流れに直面しています。約3000人の事務職労働者を代表する労働組合Proが、1月17日から1月24日にかけてのストライキを発表したとしている。更に、今週火曜日午後2時より延期禁止が実施されており、今後の通知があるまで継続する予定である。時間外労働禁止とストライキの発表は、昨年11月末に締結された同業界の団体協約に続くものであり、その間、新たな取引は行われていないとしている。同労働組合は一般的な賃金上昇と地方交渉を求めているが、この要望は業界代表者による調和が取られていないとされている。同労組は声明文の中で、この業界では、大きな生産性向上と着実な収益性向上の流れがあり、実際、この部門の賃金労働者は異なる部門で働く人よりも賃金上昇率が高くなるはずであるとしている。時間外労働禁止が作業遅延を引き起こし、ストライキが「フィンランド全土の製紙業界の職場における大きな混乱」につながると付け加えた。
1月4日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ