中国のWuhan Golden Phoenix社が、同国湖北省の孝感市に位置する同社工場に於いて、年産30万トンの生産能力を有する再生コンテナーボード・ラインを、このほど稼働させたことが分かった。8号機となる新ラインは、約2週間前に初回生産を行なったとしている。Shanghai Qingliang Industry社が供給した同ラインは、抄き幅5,600㎜、設計スピードは分速900m。100%古紙を原料として、主に高強度段ボール中芯が生産されるとしている。このラインと仕様の近い9号機も、まもなく稼働開始の予定となっている。このラインが稼働となれば、同工場の生産能力の合計は年産120万トンに引き上がる見込み。また、現時点では、湖北省最大の再生コンテナーボード・メーカーである同社は、同省の首都である武漢市にも別の1工場を運営しており、同工場の生産能力は年産48万トンである。
1月8日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ