南アフリカを本拠とするSappi社が、オランダの同社Maastricht工場6号機の改造に乗り出し、これまで生産していたコート紙から板紙専用ラインに切り替えるプロジェクトを進めるとしている。同工場で唯一の同ラインは、改造作業を請け負ったフィンランドのValmet社製のヘッドボックスとカレンダーを設置することになるとしている。生産能力に変更はなく、年産28万トンである。同6号機は来月早々にも稼働を再開する見込みで、高性能化に続いて、米坪範囲220g~450gのグラフィック・ボード、晒同質板紙、折りたたみ箱用板紙、バリア・ボードなどを生産していくとしている。
1月9日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ