APP中国が、同国広西チワン族自治区の欽州市に位置する同社紙パルプ工場で、バージン100%、年産90万トンの板紙ラインを2機導入する計画であることが分かった。今回の増設に掛かる投資総額は、合計で87億9千万人民元(13億5千万米ドル)の見込みで、このプロジェクトは環境影響評価(EIA)の対象となるとしている。EIA文書は、地元の環境当局によって最近公表され、現在一般からのアドバイスを受けている。情報によると、ライン2機のうち1機は米坪範囲170g~350gの塗工アイボリーを生産、もう1機は米坪範囲190g~300gの食品包装用板紙を生産するとしている。両ラインともに同工場内のセミケミカル・パルプ・ラインと一部接続されているが、市販パルプも原料として使用される。EIA文書では、同ライン増設に関するスケジュールは開示されていない。
1月12日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ