イタリアの新聞Il Piccoloが報じたところによると、同国Cartiera di Ferrara社(CF社)が、経済開発省(Ministry of Economic Development)をBurgo社Duino工場の2号機買収に関与させようとしていることが分かった。同紙によると、同社の計画はCF社が60%の株式を保有する新会社を創設することで、投資会社Invitalia社を通じてFriuli Venezia Giulia地域の財務部門Friulia社が25%の株式を保有、Burgo社が株式5%を保有、 残りは10%となるとしている。ただし、いずれの組織も早急なコメントができていない。一方、Burgo社は12月、同社119人の労働者集団解雇手続きの開始を発表したが、2018年1月31日までに同抄紙ラインをCF社に売却し、その後手続きを取り下げることを望んでいるとしている。同工場では引き続き抄紙ライン1機を軽量コート紙年産20万トンの能力で継続稼働する。
1月18日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ