イタリアのBurgo社は、同国に位置する同社Verzuolo工場の8号機で、1月末までLWC(lightweight coated)を継続して生産することが分かった。同社は、昨年、2017年末までに同ラインを閉鎖する意向を公表していたものの、結局年明け1月31日まで稼働させることを決定したとしている。一方、同社は昨年10月に工場で開始した解雇手続きを撤回し、代わりにいわゆる危機的状況(crisis status)の認定が与えられたとしている。同工場の労働者は現在、1年間の居場所を確保し、給与払いに政府が関与する救済措置(cassa integrazione system)の恩恵を受けることになるとしている。同工場8号機は、LWC年産165,000トンの生産能力があり、同工場では9号機が同じくLWC年産400,000トンの能力がある。
1月25日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ