ドイツのFeldmuehle Uetersen社Schleswig-Holstein製紙工場は、2018年1月24日に同国Pinneberg地方裁判所に対して破産手続きの申請を行なったことが分かった。同裁判所は予備的な破産管理者として、ハンブルグの弁護士とReimer RechtsanwalteのTjark Thies博士を任命した。1904年創設の同社は、従業員約420人、ハンブルグの西方の同社工場に於いて年間25万トンの製紙を行なっている。同社の製品は、世界的に使用されており、主に古典的な印刷物用途やパッケージング産業に向けられている。Tjark Thies博士が語ったところによると、事業運営は障害なく継続され、生産、購買、販売、マーケティング、物流もこれまで通りであるとしている。同社役員によると、同社顧客はタイムリーな納品の継続を期待しており、また、彼らが新規注文時に即座に入金できる安心感を提供しているとしている。
1月25日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ