ブラジル森林産業協会が公表した年間統計によると、同国のティッシュ、パッケージング、箱用板紙など紙3品種の2017年のこれらの素材生産量合計が1千47万トンに到達したことで、同年の製紙産業実績は前年より1.4%の上昇をみせたことが分かった。最も躍進したのは、箱用板紙が前年比8.3%増の年間生産量721,000トンとなり、ティッシュが同3.8%増の118万トン、パッケージングが同1.1%増の5百50万トンとなった。一方、2017年同国の印刷・筆記用紙の生産量は前年から横這いの250万トンとなったものの、新聞用紙は前年比13.5%の大幅減で8万3千トンであった。
2月6日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ