中国のVinda International Holdings社が、今年末までに同国内で合計6機の新たなティッシュ・ラインを追加導入、生産能力にして合計18万トン分の試運転を開始し、同社全体のティッシュ生産能力を年産合計128万トンまで引き上げる計画であることが分かった。イタリアのToscotec社が、すべてのユニットを供給することで契約を結んだ。各ユニットはバージンパルプを原料とするティッシュをそれぞれ年間3万トンまで生産する能力があるとしている。Toscotec社によると、4機は2機1組ずつ同国湖北省孝感市に位置する同社の既存工場へ設置される予定で、搬入時期は3月と5月になっている。同工場は、現在稼働中のティッシュ生産能力が年産18万トンとなっている。また、残りの2機は、広東省陽江市に建設中の同社のティッシュ10工場目の新工場へ導入される。
2月9日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ