ブラジルの紙パルプ・メーカーSuzano社は2月8日、短期間のうちに新たな晒ユーカリパルプ工場を建設する計画であることを明らかにした。同社は、生産性の高い森林が利用できる為、サンパウロ州に工場を建設することを決定したとしている。同社CEOによれば、同社の戦略は低い木材資源コストを対象として、将来的に生産現金原価を引き下げることを可能にするものであるとしている。今週初旬、同社は同じ地域のDuratex社から9,500ヘクタールの土地を購入する契約を締結し、サンパウロ州でのユーカリの利用可能性領域を70,000ヘクタールに上げたとしている。また同社は、7月までにDuratex社から更に20,000ヘクタールを購入するオプションを行使することもできるとしており、今回の新しいパルプ・プロジェクトには90,000ヘクタールで十分であると付け加えた。
2月8日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ