中国の特殊紙メーカーであるXianhe社(正式名称:Zhejiang Xianhe Specialty Paper)が、浙江省Quzhou市に於ける財政強化を目的として上海証券取引所で新規株式公開(IPO)を実施する計画であることが分かった。IPOの目論見書によると、同社は売却益から6千2百万株を発行して8億9百万人民元(1億2千8百万米ドル)を調達することを目指しているとしている。その資金を元に、同市Qujiang直轄区に位置する同社旗艦工場での年産5万トン分の増産強化に加え、同直轄区から西へ50㎞の常山県で年産10万8千トンの生産能力を有する製紙工場建設を進めるとしている。同社は2017年3月に新規株式公開を申請したものの、河南省南陽市に位置する同社の紙パルプ複合工場でのラテックス漏出事故が露見したことで、申請を却下されていた。
2月14日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ