最近、パキスタンの紙パルプ・板紙工場協会は、平等な競争の場を求めて同国政府に訴えたことが分かった。同協会の主張によると、国内の産業が最高賦課額で課税されている為、国内の製紙業界は免税を許されている輸入品と競争することができないとしている。この不服申し立ての背景は、製紙業界の国際市場の状況にあるとしている。中国は環境保護に関する法律を施行しており、これにより製紙業界内のさまざまな部門のユニットが閉鎖されている。したがって、中国は古紙の輸入に制限を加え、世界中から紙を輸入し始めており、これによって紙価格の変動を招いている。
2月20日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ