最新の産業統計によれば、米国の1月段ボール・カートン出荷量は上昇傾向で、在庫量は設備稼働率が高い水準で推移した為、前月からの通常の季節調整額を下回ったとしている。同国ファイバー・ボックス協会の伝えるところによると、1月の同国カートン出荷量は前年同月比実質4.4%増の326億平方フィートで、1月は稼働日が前年同月より1日多かったことを換算すると、週平均では0.4%微減となっている。一方、コンテナーボードのメーカーなど在庫量は前月から120,000トン増の249万6千トンとなったが、過去5年間の1月平均在庫量より198,000トン増加、過去10年間の1月平均在庫量より約149,000トン増加している。また、1月の米国コンテナーボード・メーカーの設備稼働率は、12月の98.9%から97.2%へやや下降した。
2月21日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ