米国の最新の産業統計によると、2月の米国製造業部門はその経済活動が拡大傾向となったが、産業界全体でみると106ヶ月連続で成長を維持している。米国2月のPMI指数は60.8%で前月の59.1%からは1.7%ポイント増となり、依然製造業は好調な数字を継続している。また、2月の製造業新規受注指数は前月の65.4%から1.2%ポイント減の64.2%、一方、製造業生産指数も64.5%だった前月より2.5%ポイント下げて62.0%となった。また製造業雇用指数は前月の54.2%から5.5%ポイント増えて59.7%となった。原材料在庫指数は前月の52.3%から4.4%ポイント増の56.7%、物価指数は前月の72.7%から1.5%ポイント増の74.2%となった。米国製造業部門の各経済活動はともに拡大を示す50%を大きく上回る好調な傾向にある。
3月1日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ