フィンランドを本拠とするMetsa Board社が、ヨーロッパにある同社の既存の3つの総合工場のうち1つで、板紙増産強化の為、大型投資を進める方向で検討しているとして、先週、同社のCEOがインタビューに答えて公表した。同氏によると、同社は今年、来年、更におそらく2020年も市場の成長を越えて成長することができるが、但し、同社Husum工場の生産能力は既に十分に活用され、フィンランドの工場はフル稼働となっているとしている。同社は現在、新たな生産能力を持つことができる異なるオプションの検討と、投資額を試算していると付け加えた。同社の現在の生産能力は合計200万トンで、2018年末までにフル操業に到達する目標を立てている。
3月14日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ