フィンランドのValmet社が、中国Nine Dragons Industries社(玖龍紙業)へ、関連の自動システムを搭載した2機のコンテナーボード・ラインを追加で供給することが分かった。これに先立つ4機の注文は2017年に出されていた(39号機~42号機)。今回の2機のラインは、東莞工場(43号機)、泉州工場(45号機)に配置され、先の4ラインと近い仕様のものとされている。今回の2機は、先の4ラインと同様に100%古紙を原料とし、高品質テストライナー生産用に設計されることになる。この43号機と45号機は、2019年に数ヶ月以内の時間差で導入される予定となっている。先の4機は、2018年半ばから順番に稼働を開始する見込み。今回の注文の金額は開示されていないが、このタイプとスケールの注文であれば、通常9千万ユーロから1億1千万ユーロとみられる。
3月19日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ