フィンランドを本拠とするStora Enso社は、スウェーデンに位置する同社Kvarnsveden工場で、イースター期間中に保守点検整備を実施する為、休転に入る計画であることが分かった。ただし現時点で、休転期間の詳細は確認されていない。スウェーデンの製紙労働組合によると、森林からの木材調達問題が原因で、休転が1日~2日延長されるかもしれないとしている。更に、この問題はStora Enso社だけではなく、すべてのスウェーデン、フィンランドの製紙会社が直面している問題であると付け加えている。Stora Enso社広報担当者によれば、同社としては地方レベルでの木材供給オペレーションになんらかのレポートないしコメントをすることはないとしている。同工場は、非塗工下級紙を生産しており、生産能力は年産63万トンである。
3月21日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ