スウェーデンを本拠とするBillerudKorsnas社は、フィンランドに位置する同社Tervasaari工場からスウェーデンのSkarblacka総合工場へ移転させた年産10万トンのMG Paper(片艶紙)ラインで、このほど稼働を開始した。同社広報担当者によると、今回のプロジェクトは計画通り進捗し、既に当該ラインは稼働しているとしている。同社の計画では、同10号機は2018年の下半期を中心に白片艶紙を4万トン生産するとしており、2019年末までにはフル操業に入る見通しとしている。また、今回の10号機稼働開始に関連して、同社は12月初旬に閉鎖を予定しているGruvon工場5号機からある程度の数量をSkarblacka工場へ生産移管することも計画している。
3月22日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ