ブラジル森林産業協会が発表した最新の統計によれば、同国2月単月のパルプ輸出量は約120万トンとなった。この数字は前年同月比33.1%増と大幅な上昇で、2018年1月~2月の輸出量累計では前年同期比9.3%増の約250万トンとなった。一方、1月~2月のパルプ生産量合計は同40万トン増の同13.1%増と大きく数字を伸ばし、約340万トンとなった。また、同国1月~2月のパルプ輸出取引金額では前年同期比41.0%大幅増の約13億米ドルとなった。ブラジル製パルプでは、中国向けが同40.7%増の5億8千8百万米ドルとなっている。ヨーロッパ向けは同37.3%増の4億2千3百万米ドル、北米向けは同50.7%増の2億2百万米ドルとなった。
3月29日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ