米国を本拠とするInternational Paper社(IP社)のポーランドKwidzynに位置する同社工場で、上質紙生産が平常のレベルに戻ったことが分かった。同社広報担当者によれば、安全な操業を確保する為に、回収ボイラーへの作業の必要性が検知されたことで、同工場は3月に定期保守点検整備を実施していた。従って、同工場での上質紙生産は修理期間中のパルプ供給力が一時的に制約を受けていたとしている。このほど、修理が完了したことで、同工場の操業は平常に戻ったと付け加えた。RISIのデータベースによると、IP社は同工場に於いて2機の抄紙ラインで上質紙を年間42万トン生産可能となっている。
4月11日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ