イタリアのBurgo社は、同国の同社Avezzano工場2号機に於いて、再生コンテナーボードの試作を開始したと、このほど同社に近い関係者が公表した。同2号機は、年産20万トンの生産能力を有し、米坪範囲80g~170gの再生中芯と二層テストライナーを生産する予定としている。今回の変換計画には2号機の改良も含まれており、ラインのヘッドボックス再建、新たな原料調製設備の設置に加え、ラインが設置されている建物の適応なども行なわれる。同社は、2017年1月にこの2号機をグラフィック紙からパッケージング素材生産に転換する意向を発表し、当時の声明でパッケージ事業への参入を含むグループの多様化戦略の一環としていた。
4月13日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ