イタリアを本拠とするLucartグループは、財政難に陥っていたスペインのティッシュ専業CEL Technologies & System社を今年年初に買収したが、いよいよArangueren工場での生産が本格的に再開されていることが分かった。同工場で、2月半ばに再稼働を果たした13号機に続いて、3月下旬から2機目の抄紙ライン14号機が立ち上がり操業を始めたとしている。Lucart社は声明文の中で、スペイン、イタリア、フランスの同業者による深い関与のお蔭で、同工場は閉鎖から2ヶ月以内に再稼働に漕ぎ着けたとしている。
4月19日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ