スイスのセキュリティ紙メーカーLandqart社が、同社の製品範囲を簡素化し、また、従業員55人の解雇などを含む様々な手段でコスト削減を図るとして、今日公表した。同社はプレス・リリースで、今回の決断は国際市場に於ける供給過剰と、その中での激烈な競争に加え、大口注文の消失を要因としてあげている。同社によると、同社はこれまでの低い設備稼働率の状況と、市場環境の悪化に直面しているとしている。更に、2018年に売り上げの30%を占める予算計上していた大口注文が消失した事実と、世界的な供給過剰による価格戦争が際立った状況を付け加えた。現在、独自のビジネス・モデルを適用し、包括的なコスト削減策を実施することによって、この状況に対応していると説明している。
4月20日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ