フィンランドのValmet社が、中国重慶市に位置する理文造紙のティッシュ工場で、2機のAdvantage DCT200ティッシュ・ラインを、最近、首尾よく稼働開始させたことが分かった。最初に稼働したラインは13号機で、1月18日から既に高品質品の生産をスタートさせている。2番目に15号機として稼働したラインは、3月3日から上質なティッシュ紙を生産しているとしている。Valmet社は、2014年以降に理文造紙向けに9機のティッシュ・ラインを供給してきた。そのすべての稼働開始は、優れた協働体制、効率的な設置作業、安定したスタートアップ曲線によって特徴付けられているとしている。今回、いずれのラインも抄き幅5,600㎜、設計スピードは分速2,000m、生産能力はともに年産6万トンとしている。
4月23日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ