中国の恒安国際は、フィンランドの林産企業Finnpulp社が計画している同国東部Kuopioに於いて120万ユーロのN材パルプおよびバイオ製品の工場建設に向けて、Finnpulp社の株式のうち36.46%を取得する意向であることが分かった。香港上場企業で、ティッシュ、衛生製品メーカー恒安国際の子会社、恒安Luxembourg社はFinnpulp社および既存の株主との初期投資契約を締結したと発表し、Finnpulp社の新株式5,833,333株を1株当たり2ユーロで合計1千1百67万ユーロ (1千4百27万米ドル)で購入するとしている。将来的には、持ち分を合計49%まで増やす権利はあるが、義務は持たないとしている。計画では建設の総費用は1千5百万ユーロ、2019年上半期に完成の予定。
4月24日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ